梅雨ですね。
ただいま、6月議会の真っ最中、参議院選挙も目前で大忙しです!
先週は、都市環境福祉常任委員会が開かれ、公立幼児園3園を「(公立の)幼保連携型認定こども園」に移行する市の提案などについて、審議を行いました。
市は、認定こども園にすることで、「待機児童解消の取り組みにつなげる」と説明しましたが、資料をよくよく見ると、次々に疑問が・・・!
認定こども園に移行後は、保育所部分の定員を3園で59名分(0歳13名、1~3歳で29名、4・5歳で17名)拡大するとの市の説明。ところが、現在の入所人数を見ると、すでに定員を超えて受け入れている人数が1~3歳で27名います。また、0歳児も、昨年度末では定員を11名超えて受け入れていました。・・・となると、待機児童の多い0~3歳児については、現在も定員以上に受け入れている人数を、新しい「定員」として決めるだけで、実際に入所できる人数はほとんど変わらないことになります。
これでは、待機児童の解消につながることは期待できないし、市長戦略では、認定こども園にしたうえで1園を民営化する方針が出されていることから、今回の認定こども園への移行には反対しました。
ただ、前進する面もあります。公立の幼稚園部分(認定こども園の1号認定)の3年保育が始まることです。
来年度、3歳児があまだみや5名、あさひ15名、くらやま13名が募集される予定です。「公立も3年保育をしてほしい!」という長年の保護者の要望にこたえる前進です。また、預かり保育も夕方5時まで拡充し、夏休み等の預かり保育も来年度から実施するとのことです。
しかしながら、公立幼稚園の保育料はこれまで一律月8000円でしたが、認定こども園になると所得に応じて、最高で約2万円程度にまで上がる保育料になることは問題です(市民税所得割非課税の世帯は無料)。
まだまだ書きたいことがありますが、ひきつづき一般質問がありますので、続きはまた今度・・・。