廃プラスチックの分別・収集の開始から、早いもので、4年が過ぎました。
私は今年はじめて、4市共同の廃プラ処理施設(北河内4市リサイクル施設)の議会の議員に選出されています(交野市議会からは2名)。
24日に、組合議会があり、質問の準備であたふたしてました。
私は以前から、①プラごみの分別収集を熱心にしているが、プラごみの総量を減らす取り組みが不十分なのでは? ②収集した廃プラは、実際にどの程度リサイクルされているのか?と疑問を感じていましたので、今回は主にこの点を質問しました。
この3年間の4市の廃プラごみの量について質問したところ、ペットボトルごみの量が年々増え、平成21年度525トン、22年度548トン、23年度はさらに増加傾向、24年度は603トンにまで増える見込みであるとの答弁でした。
「プラごみも、分別収集さえすれば、環境に良い」と錯覚をおこしがちですが、使い捨ての容器を大量に作って、捨てていくことを改め、ごみの発生を抑えていく取り組みをもっと強めることが必要ではないでしょうか。
しかも、現在、収集した廃プラ(ペットボトルを除く)の半分以下しか、パレットなどの商品にリサイクルされていません。(残りは固形燃料などで、結局燃やすことに)。
廃プラの材料リサイクルは、効率も悪く、多額の費用がかかり、さらにリサイクルの過程で環境や健康への影響も生み出すことから、見直しが必要ではないかと、意見を述べました。が、質問と答弁がかみ合わず疲れました・・・。