先日おこなわれた、都市環境福祉常任委員会で、保育料の値上げ案についての審議がおこなわれました。
私は、この委員会の委員ではありませんので、出席した坂野議員に聞いた話によると・・・
市民かがやきクラブは「この不況のもとで、いま保育料の値上げをするのはどうか。もう少し時期を先に延ばすべきだ」と主張。
公明党は、「1月に値上げを決めて4月から実施というのはどうか。周知期間として半年ぐらいはいるのではないか。」と発言した、ということです。
私たち日本共産党は、「この不況のもと、市は4月から下水道料金などの値上げも決めており、このうえ、保育料を値上げするのは許されない」と反対の意見を述べました。
この委員会での審議をうけて、本日、日本共産党・市民かがやきクラブ・自民党の3会派が共同で、市長に、「保育料の改定については、実施時期も含めて再度検討されること」を強く申し入れました。
共産党は値上げ自体に反対、市民かがやきクラブ・自民党は時期を延ばすべきだ、と立場に違いはありますが、とりあえず、この4月から値上げすることについては容認できない、という3会派の意志を示したことになります(ちなみに公明党はこの共同申し入れには賛成できないとのことでした)。
この3つの会派をあわせると、議員は合計10人になります(議員は全員で17人)。
市民の代表である議会の過半数の声を受け止めて、市が4月からの値上げを見直すのか(あるいは強行するのか?)、注目したいと思います。