昨日、藤が尾の共産党の事務所に、子育て中のお母さんが2人のお子さんを連れて、「もう3年も保育所に申し込んでいるのに入れないんです」と相談に来られました。
お母さんは、病院の看護士さんでいまは院内保育所に預けてなんとか働いているのですが、その院内保育所は3歳までなので、今度の4月に保育所が決まらなければ、仕事をやめなければならないのか、とせっぱつまってのご相談でした。
早速、一緒に市役所のこども室に行って、事情を聞いてきました。
待機の順番は、第一希望の星田保育園が、お兄ちゃん(3歳)が7番、弟くん(1歳)はなんと46番!!第二希望の藤が丘保育所が兄8番、弟32番!第三希望は遠くても入りやすいところをと第一保育所で兄2番、弟30番でした。せめて、第三希望のところにお兄ちゃんだけでも、と話をしましたが、3歳から4歳にあがるときは定員の増がないため、引っ越したりやめたりするお子さんがいない限り、新しく入れません。2番だからといって入れるわけでもないようです。
結局は、2月はじめの入所決定の通知が来てから、もしだめなら、どこでもいいから入れるところを一緒に探しましょうということにして、すごすごと帰ってきました。それにしても、弟くん1歳の待ち順番がどこでも30番を超えるのには改めて驚きました。市は、「少子化で、待機児も近い将来なくなっていく」なんて言ってますが、とてもとてもそんな現状ではありません。
これまでがんばって働いてきたお母さんが、仕事をやめなければならないようなことがあってはなりません。働く親にとって、こどもが安心して楽しく過ごせる場があることが、何より大切です。保育所の充実がいまいっそう求められています。