市民の方から、深刻なご相談が続きます。
今日は、高齢のご夫婦が、国民健康保険料の相談に来られました。
10年ほど前、様々な事情で生活が大変になり、国保料の滞納も多額になって途方にくれているとき、市役所の窓口の方が、丁寧に事情を聞いてくれ、月3000円ずつなんとか分納で払っていくことにしたそうです。
「そのとき、もっと払えと言われていたら、命がなかったかもしれません。話をよく聞いてくれたことが本当にありがたかった。」と奥さんが言われました。
以後、10年近く、一度も遅れずに、毎月3000円納めてこられましたが、
この10月、突然市から通知が来て、「財産調査では資力がある。残りの24万円に、延滞金33万円を加えて、10月15日までに支払わなければ差し押さえをする」との内容にびっくりして、ご相談に来られました。
大きな手術をして、がん保険から入金があっただけで、けっして余裕のない生活とのこと。
結局、今後はかなり無理をして支払いを増やすことになりましたが、奥さんが、「市役所の方は、どうか、市民の話をよく聞いて、困っている人の立場で考えてください。」と静かに言われました。
私も心から、そのように願います。