おととい小学生の息子が、学校から持って帰った手紙を見て、思わず「また出た!授業アンケート」と叫んでしまいました。
「授業アンケート」は、維新の会がすすめてきた「大阪府立学校条例」に基づいて、昨年秋、大阪府下でいっせいに試行実施されたもの。その内容は、保護者や生徒に、学校の先生の授業を、A・B・C・Dで評価させ、教員の評価や賃金に反映させていくものです。
試行実施の際には、保護者から、「(中学校の各教科の先生など)見たこともない先生の評価などできない」「何のためのアンケートなのか分からない」など、 多くの批判の声が出されました。
授業をより良いものにしていくことは大事なことですが、保護者や生徒が、一方的に先生をABCDで正しく評価などできるでしょうか??
私が昨年の12月議会で質問した際、「市の教育委員会としても、このアンケートが特段の成果を上げるものとは認識していない」との答弁もありました。
昨日の他会派の一般質問によると、今回の本格実施では、中学校は保護者でなく生徒が評価すること、小学校の回答欄に「分からない」の選択肢を入れる、など、若干の変更がされているようですが・・・
子ども・先生・保護者の信頼関係や連携を壊してしまうような、維新の会の「教育改革」は、子どもの笑顔につながりません!!