引き続き、8月14日の集中豪雨による被害状況の把握と、市民のみなさんの声を聞いて回っています。
妙見東5丁目の奥から、「星のブランコ」への登り口に向かって、妙見川を渡る橋がかかっていました(住所は星田9丁目になります)。
先日の集中豪雨で、大雨と周辺の土砂崩れ等によって、この橋が完全に崩落してしまいました。
橋を渡ったところにも数軒の住宅があり、妙見東の方などが、橋を通って日常的に行き来していましたが、現在は完全に分断された状態です。(南星台方面から星のブランコに向かうハイキングコースまで戻らなければなりません。)
星のブランコ周辺の気軽な散歩コース・ハイキングコースとして親しまれてきただけに、橋の崩落は大変ショックです。
橋の周辺も、川岸が激しくえぐられた状態で、集中豪雨の威力がいかに凄まじいものだったのか、改めて驚きました。
また、ホタルの里・南星台では、傍示川が増水し、ビオトープが大量の土砂に埋まってしまう、大変な被害となりました。
南星台の地元のみなさんが、大切に育ててこられたホタルの幼虫や、カワニナの多くが、豪雨で流され、土砂に埋まってしまったと思われます。
地元のみなさんも、すっかり意気消沈して、気を落としておられるとお聞きしました。
来年も、ホタルの舞う景色を見れるようにするためには、ビオトープを一から作り直し、気が遠くなるような復旧作業が必要となります。
ホタルの里として、まちづくりに力を尽くしてこられた南星台のみなさんの思いにこたえて、交野市として、どのように復旧を支援していくのか、また、「星のブランコ」周辺のハイキングコースの復旧・整備をどうしていくのか、今後の豪雨・土砂災害、浸水対策をどうしていくのか、重い課題が山積です。