集中豪雨から一日、星田地域を中心に、被害の様子を見て回りました。
星田4丁目では、床上・床下浸水の大きな被害が発生していました。
普段はのどかな田園風景の一帯ですが、豪雨になると、写真右の小さな水路に、上手からの濁流が一気に押し寄せてあふれ、あっという間に海のようになったそうです。
どこからか、大きなタイヤが流れてきていました。
床上浸水になったお宅では、家中のものが使えなくなり、数え切れないほどのごみ袋に入れながら、「寝る場所も無い」と途方にくれておられるところでした。
「平成9年の豪雨でも床上浸水になった。前から要望している水路の改善を、どうしてもやってもらわなければ」と言われていました。
床下浸水のお宅では、車が水に浸かって使えなくなり、「泥を掃除するため、ずっと水で流している。せめて水道代だけでも市が援助してほしい」と言われていました。
その他、浸水のあった店舗も数軒お話をうかがいましたが、実際には、まだまだ多くの被害があったものと思われます。
今後の復旧と、今後の浸水対策のあり方について、あまりにも課題が多いことを痛感しています。