8日から、市議会の一般質問が始まり、私はトップバッターで、日本共産党を代表して質問してきました。
まず、交通専従員の問題について。
市の財政健全化計画では、交通専従員を廃止するかわりに、「新たに子どもたちを見守る仕組みをつくります」としています。質問では、現時点で、その「新たな仕組み」ができているのか、と聞きました。
その中で、たとえば私市小学校では、新しい体制づくりが間に合わないことから、PTAで費用を集めて、現在の専従員さんを雇う方向であることについて、「市が費用を負担するのが当然ではないか」と質問しました。
答弁では、「他にも体制が十分にできていないところもあるなかで、私市小だけを支援することはできない」とのこと。私は、「多くのところでまだ新しい体制ができていないのであれば、市の方針通りきちんと新しい仕組みができるまで専従員を存続すべきだ」と強く求めました。
日頃は心やさしい(?)私ですが、議会では、市民の声を背負っているのだから、簡単に引き下がるわけにはいかないと、しつこく、強く意見を述べてきました。
市側の答弁は、「財政健全化計画に従い、方針の変更は考えていない」との冷たい答弁でしたが、質問後、ある職員の方から、「さらがいさんの方が勝っていたね」と声をかけていただきました。
それにしても、今回の議会で交通専従員について質問したのは、いまのところ日本共産党の私一人です。(後は、明日の公明党の質問を残すのみ)。12月議会で、「廃止時期は延期せよ」と求めていた会派も今回は一言もなし、です。どうなっているんでしょうね。
市民の声を届ける議会・議員でなければ、と思うのですが・・・。