本日、日本共産党の提案していた「福祉バス条例案」について、常任委員会での審議が行なわれました。
市は、ゆうゆうバスを9月以降、3台から2台に削減し、日曜・祝日を運休にし、1日の便数も減らす削減案を提案しています。
私たちはこれに対して、ゆうゆうバスを福祉バスとして位置付け、現行どおり3台で毎日運行するという内容の条例案を3月議会に提案しました。
午後の審議の始まる1時ごろには、雨のなか、障害者のみなさんなどが、傍聴のため次々に集まってこられ、控え室には入りきれずに、廊下にパイプ椅子をずらりと並べて、およそ50人以上も!!
車椅子の方や、視覚障害者の方などが、ゆうゆうバスを減らさないで欲しい、という切実な思いで駆けつけ、ずらりと廊下を埋め尽くした様子は、壮観でした!
提案者を代表して坂野議員が詳しく趣旨説明し、「障害者や高齢者の社会参加を支えるためには、どうしても3台での運行を守る必要がある」と訴えました。
しかし、他会派の議員からは、「バスの運行形態は、検討委員会で検討しているので、条例で決めるのはどうか」「9月まで時間をかけて議論すべきで、この条例には賛成できない。」「市の財政状況からみて、縮小案はいたしかたない。」などの意見が出され、採決の結果、残念ながら否決となりました。
ゆうゆうバスの経費は、3台あわせて年間2700万円ほど。1台減らしても、1千万円程度の経費削減にしかなりません。交野市の予算全体から見れば、なんとでも工面できる金額です。
その1台で、年間何万人もの利用者があり、障害者や高齢者の活発な活動を支えているわけですから、大きな価値のある1台です。その1台を削って、障害者や高齢者を泣かせて、外出を妨げていくことは、どう考えても、交野のまちの将来にとって、マイナスでしかありません。
市の財政健全化のため、可能なところでは経費の節減をはかっていくことももちろん必要ですが、障害者や高齢者の外出を支えるゆうゆうバスは、削ってはいけない、大事に守っていかなければならない施策だと思うのです。