今月、共産党の市会議員団3人で、市内の農業委員さんを訪問しています。
私自身、農業の経験も全くなく、農業委員さんも初めてお会いする方ばかりですが、交野の農地を守っていくためには、どうしたらいいのか、考えを聞かせてほしいとお願いすると、「それは大事なことや」と、嫌な顔ひとつせずに応じてくださいました。
昨年は、農地法が改正され、農業委員会で市内の農地の利用状況を調査したところ、耕作していない遊休農地が10町もあったそうです。(10町と言われても、どんな広さが分からなかったのですが、帰ってから調べたら、約10万平方メートルでした)
放置された遊休農地は、一度荒れてしまうと再開が難しくなるため、草刈りをして、耕作希望者に貸し出すなど、対策に知恵をしぼっておられるとのことでした。
身近で作られたお米や、とれたての旬の野菜が手に入るのは、交野の魅力です。でも、何もしなければ、交野の農地は減る一方。農地の減少をくいとめ、作り手と消費者が、生き生きとつながっていくためにどうすればいいのか、引き続き現場の皆さんの声に学んでいきたいと思います。