倉治にある教育文化会館(下の写真)で、「和わたプロジェクト」の展示会がありました。
以前にもご紹介しましたが、このプロジェクトは、江戸時代から昭和の中ごろまで、交野でも盛んに栽培されていた河内木綿を再現しようと、市内の小学生や地域のボランティアとともに、綿の種を植えるところから、綿の収穫、糸をつむぐ作業、そして織物にしていく体験を広げています。
うちの長男が、昨年ちょうどこのモデル校にあたっていて、一年間、すっかり綿にはまっていました。
学年の終わりに、一年間をふりかえった文集では、ほとんどの生徒が、「綿づくりをがんばった。最初はめんどくさかったけど、面白かった。」と、綿の話題を書いていました。
その取り組みが紹介されている展示会。息子の作品も飾ってあって大喜び。学校ではできなかった「機織」の体験までさせてもらい、真剣そのもの。
昔の人たちの知恵と工夫、生活を知り、いまに生かしていくこの「交野和わたプロジェクト」の取り組みに、私はとても期待しています。