市会議員になって驚いたことは、市民のみなさんから、日々、様々な相談が寄せられることです。最近では、生活が厳しいという相談が多かったのですが、昨日は労働相談でした。労働問題といっても、あまり知識がありませんので、またまた一から勉強です。
門真市にある工場に、27年間ほとんどフルタイムで勤めてきたという66歳の女性。
不況の影響で仕事が減り、3月から自宅待機をしてくれと言われて休んでいます。その間、何の休業手当もないうえに、会社が雇用保険に入っていないため、仕事をやめても失業保険ももらえません。
早速、大阪労連の北河内地区協議会に電話をして聞いてみました。
やはり、パートであっても、会社の都合で休んでもらう間は、最低でも賃金の6割の休業手当を保障しなければならないそうです。また、会社が雇用保険に入っていないのは、明らかに法律違反とのこと。
ただ、会社にこれを正させていくには、かなり覚悟してたたかう必要があるようです。
「長年お世話になってきた会社だから」と文句ひとついわずに働いてきた人たちが、いま、泣き寝入りするのではなく、声をあげはじめています。 私も一つひとつの相談が、少しでもよい方向に向かうよう、一緒に勉強しながら、力を尽くしたいと思います。