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こんにちは! 交野市会議員  さらがいふみ です!

sarage.exblog.jp

子どもの医療費・・・我が家の場合

 ここ2週間ほど、子どもを連れて病院に通う日が続きました。

 まず、長男が「のどが痛い」というので病院にいくと溶連菌でした。もう4年生なので、しっかり3割負担で、薬代も合わせて3000円ほどかかりました。
 1週間後、次男(5歳)にもしっかり感染し、またまた病院へ。ところが弟のほうは、ずいぶんと安いのです。薬代をあわせても2000円にいきません。あれ?安いなーと思い、「領収証」の内訳をよく見ると、「負担割合20%」とありました。
 そうでした!今年4月から、国の子育て支援策として、就学前までの子どもの医療費が、本人3割負担から2割負担へと引き下げられたのです。(これまでは0~2歳のみ2割でした)。私自身、議会でもこの制度改定について何度もとりあげてきたのですが、いざ自分の払うお金となると、1回3000円のところが2000円になるのですから、「お~安くなってる」と、ずいぶん負担感がちがいます。

 そして今週は、とっても久しぶりに、私と息子2人が歯医者に検診の予約をしていました。この歯医者で、長男が小さな虫歯を治して2710円。次男は虫歯はなかったので、奥歯の溝をうめて虫歯になりにくくする予防治療を3箇所もしてもらって1490円でした。ここでも2割負担の効果を実感!・・・とはいえ、私の分も入れると5千円を超える出費です(それでも、この歯医者は地域でも安いと評判なんです)。何かと出費のかさむ子育て家庭にとって、気軽に歯科検診を受けられる額ではありません。この負担がもしもっと低ければ、定期的に歯科検診を受ける子どもも増え、虫歯になる子も減るのでは。

 逆に、70歳~74歳の高齢者の医療費は、これまで1割負担でしたが、来年4月から2割へとひきあげられることになっています。これは、高齢者にとって、大変な負担増になることでしょう。

 さて、先の3月議会では、この国の制度改定によって、交野市としてもこれまで市が負担してきた乳幼児医療費が、約1000万円減ることから、その分をぜひ、助成年齢のひきあげに使ってほしいと提案をしましたが、実現せず本当に残念でした。子どもたちの健康のために、お金の心配をしないで病院に連れて行けるよう、今後とも、粘り強く医療費助成の引き上げを提案していきたいと思っています。
 
by sarage | 2008-04-26 01:19 | 子育て
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