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こんにちは! 交野市会議員  さらがいふみ です!

sarage.exblog.jp

交通専従員の後をどうするのか

 
 交通専従員を3月末で廃止する市の方針について、「専従員の後をどうするのか」と、各校PTAで話し合いが続けられていますが、多くの学校では、新しい体制づくりがすすまず、 話し合いが行き詰まったり、混迷を深めているようです。

 どの学校でも、PTAでは「保護者ができるだけ頑張ってやってみましょう」と声をかけあっていますが、実際にどれだけの親が立ち番をできるのか、課題は多く、地域との連携もなかなか進んでいません。
 
 息子の学校でも、PTAが「見守りボランティアのお願い」として、どれぐらい立ち番ができるかアンケートがありました。私も、「朝、週1回程度なら可能」と書いて出しましたが、それ以上はやっぱり無理ですね。保護者は朝ごはん作って、子どもを学校に送り出して、仕事にも行くわけですから、実際難しいです。
 そんなわけで、ボランティア募集もあまりたくさんは集まらず、さあどうしようか、と役員さんは頭を抱えておられるようです。
 
 さて、昨日2月8日付で、教育委員会から議長あてに、「交通専従員廃止に伴う配置箇所への対応について」という報告が文書で来ていました。廃止後の対応について、各学校で、「対応は一定まとまりつつある」という内容の報告です。
 この報告を読んで、各校の対応が、本当に「一定まとまりつつある」のか、私は大変疑問に思いました。多くの学校が、「立ち番を置く」ということですが、現実には、「なるべく立ち番を置きたい」という思いはあっても、誰が、どのように立ち番をするのか、具体的な内容が決まっているところは少ないと思います。

 各学校のPTAが、いまどのような問題で困っているのか、本当に3月末で専従員を廃止してやっていけるような状況なのか、市と教育委員会は、現場の声にしっかりと耳を傾けて、子どもの安全を第一に考えてほしいと思います。
 
 以下、報告の一部を引用しておきます。


   ******************************

交野市議会 議長 様
                   交野市教育委員会教育長

    交通専従員廃止に伴う配置箇所への対応について(報告)

                  記

 1.現在の進捗(1月末時点)
  学校においては、PTAを中心に交通専従員廃止後の対応について検討が行われており、学校毎の取り組みについての相違はありますが、交通専従員が廃止となる箇所への対応は、一定まとまりつつある状況となっています。
 各学校の配置箇所への対応は、以下のとおりとなっています。

①交野小 立ち番を置かない。交通安全指導を徹底し登校班で安全に登校する。
②星田小 立ち番を置く(基本的に保護者で行うが、地域にも協力を求める)
③郡津小 立ち番を置く(基本的に保護者で行うが、地域にも協力を求める)
④岩船小 立ち番を置く(基本的に保護者で行うが、地域にも協力を求める)
⑤倉治小 立ち番を置く(基本的に保護者で行うが、地域にも協力を求める)
⑥長宝寺小 立ち番を置く(基本的に保護者で行うが地域にも協力を求める)
⑦旭小  立ち番を置く(基本的に保護者で行うが、地域にも協力を求める)
⑧藤が尾小 立ち番を置く(基本的に保護者で行うが地域にも協力を求める)
⑨私市小  立ち番を置く(基本的に保護者で対応)。

 2.現在の課題 (内容は引用省略)

 3.課題への対応 (省略)

 4.教育委員会の取り組み (省略)
by sarage | 2011-02-10 00:47
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